宮崎から世界へ目指して
九州南部の太平洋に面した日本屈指のサーフエリア、宮崎で生まれ育ったイッセイ。
サーフィンをする父親がサーフィンの延長で始めたスケートボード、そんな中父がスケートボードを動画を見ていたら横から見ていた当時まだ三歳になったばかりのイッセイがスケートボードの動画を見てとても喜んだのきっかけで、その当時オープンしたTREASURE ISLEのBOWLでイッセイはスケートボードを始め、周りの大人や歳の近い子供たち(T-BOYZ)と一緒に、切磋琢磨しそのスキルを磨いてきました。
小学生になっても放課後や休みの日はTREASURE ISLEのボールに通い、興味があったスケートボードにどんどんとのめり込むようになりさまざまな大会などに出場にするように。
そんなスケートボードへの強い思いが、小学4年生でやっと初めての優勝を味わい、そこからコンペティターの道を歩み始めたイッセイ。
翌年には広島で開催されたFISEの国際大会でJUNIOR部門で優勝を果たし、地元宮崎のテレビなどでスーパーキッズと呼ばれ頭角を表し始めたました。
その後も大会での活躍が続き努力が徐々に実り始めました。そこにはイッセイのスケートボードに対する熱い気持ちがありその気持ちがイッセイを強くしていったのです。
一緒に育ってきたT-BOYSの仲間は、それぞれサーフィンやストリートスケートなどそれぞれのスタイルに熱い気持ちを注ぎ、時にはTREASURE ISLEで独りで寂しくスケートボードをする日もありましたが、それでも自分の目標のため、なりたい自分のためにひたすら滑り続け上を目指して来ました。
2021年には
そして中学3年生の15歳になりあどけなさも抜け始め一気に滑りも大人びて来た2023年。
2024年に開催されるパリオリンピックのスケートボードパークスタイルでの出場を目標に、2月に開催された”ブルボン presents WINGRAM CUP 2023 Vol.2&3 JSF S.P. Countdown 30 in Murakami”で優勝し、アクションスポーツの最高峰であるX-GAMEの日本大会の出場権を掴み獲った。
今まで国際大会には数々出場していたが夢に見た大舞台であるX-GAME、公開練習時からガチガチに緊張し練習の中に入れず一歩下がって見ていたが、周りの仲間に励まされ徐々に緊張はほぐれていくが、本来のイッセイのスピード感と高さのある540が決めれずファイナルに進出できずに悔しい結果となった。
しかし、成績だけ見ればパークスタイルでは11位で日本人の中では最高順位におり、その中で世界中の様々な強豪と一緒に戦った経験はイッセイの中に大きな経験として悔しさと一緒に刻まれ、また一回り成長したようにも見える。
そして11月3,4日には、オリンピックの強化選手の選考に大きな影響を与える”第 6 回マイナビ日本スケートボード選手権大会 supported by Murasaki Sports パークスタイル”が開催される。
現在の目標である、パリオリンピックに向けた大切な大会